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ひと区切り


高校は文化祭真っ只中でその前後にテストという無常。
中学もまもなくテスト。
​子供たちに私の睡眠時間を分けることができたら良いのに
​と思う今日この頃。
10日前の会見から壮大なドラマを観ているような
​社会のぐわ〜んと大きなうねりを感じています。
 
理不尽なことを強いられて言いたいことはたくさんあっただろうに
​批判を一切語らなかった日大の選手や寛大な相手方の選手とご家族。
​自分にはない潔さや思慮深さや優しさを見ることができて
​こういうのがスポーツマンシップというのかなと思いました。

​天と地ほど差のある色々な会見があったけれど5/26の
関西学院大学の会見で素晴らしい教育論を聴けたので留めておきたい。

鳥内監督
「勝つことは目指しますけど、勝負には勝ち負け両方あるのでこれは
仕方ないですよ。何をいちばん大事にするかといったら、人間の教育。
人間形成を第一にやっているので、勝ち負けはあまり意識していません。
いちおう、日本一を狙うことをみんなで目標にして役割を与えて、
ミッションを与えてその責任を果たすようにやっていくと。
そこで人間性が形成されて、コミュニケーションも養えるし、
それで一方的に上級生が下級生にこうしろというのではなしに、
下の意見を吸い上げながら、今年いちばん良い方法を考えていこうと。
これを毎年やっているんですけど、勝てるときもあるし負けるときもある。
負けたら自分の責任とは言っているし。学生には何も言っていません」

小野ディレクター
「僕もコーチを20数年していましたので付け加えますと、闘志というのは
勝つための意欲だと思いますし、それって外から言われて大きくなっていく
ものではないと思っています。自分たちの心の中から内発的に出てくるものが
一番大事ですし、それが選手の成長を、育てるもの。それが根源にあるのが、
フットボールは面白い、楽しいという気持ちがいちばん大事です。やっぱり
われわれはコーチとして、その選手のなかに芽生える、楽しいという気持ち。
それはろうそくの火のようなもので、吹きすぎると消えちゃいますし。
やっぱり、大事に、少しずつ大きくしていかなければいけない。
でもそこには、そっと火を大きくするような言葉も大事でしょうし。
ですけど、、内発的なものをどう育てるかというのがコーチにいちばん
難しい仕事なんだと思っております」


鳥内監督
「やはりみんな好きなことにはいちばん熱中するんですよ。
子供がそうであるように。小学校、中学校と進んでいくにつれて、
与えられることばかりでそういう面を消されていっていると。
またフットボールを好きになって、やはり小野が今言ったように、
内面から好きになって初めて、自分の持っている力が最大限に伸びていく」

大学は学問やスポーツを教えたりはするけれど
​小・中学校のように人間形成を第一にしているなんて目から鱗でした。
​学生の中から内発的に出てくる意欲を大切にするような
​ちゃんと意見を聞き入れて良い方向へ導いてくれるような
そんな教育者の下で学べたらぐ〜んと大きく花開きそう。

実は今回の件でアメフトに興味が出てきた人も多いんじゃないかな。
​ルールは全く知らないけど・・・チームが新しい体制になって
試合に出場できるようになったら観てみたい。
青春をかけて正々堂々と戦っている姿はきっと感動的なんだろうなぁ。
10年後20年後にあんなこともあったけど頑張ってよかったねと
懐かしく思えるような学生生活をどの子にも送ってほしい。

青春時代の経験はその後の人生に大きな影響を与えると思うので
​良き指導者や仲間に恵まれてかけがえのない経験をたくさんしてほしいと
​改めて我が子たちにも思いました。
日大の学長は今の子は真面目すぎると会見で言っていたけれど
​息子の周りを見ても小・中・高と素直で誠実で真面目な子が多いのは
社会の救いなんじゃないかと思います。

楽しいことより悩みの方がずっと多かったように思うけど
​思い返すと眩しいという青春の不思議。
​気付いた時にはとうに過ぎている。
もっとちゃんとしとけば良かったなぁと自戒を込めて。



あぁー子供たちにカッパ持たせなかったのに雨降ってきたー。
 

    

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